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流通・小売業界 : 百貨店

1. 百貨店業界の現状と今後

百貨店とはたくさんの種類の商品を広い売り場で販売する、大規模小売店のこと事を指します。

デパートと百貨店との違いは厳密言えば店舗が「日本百貨店協会」に加盟しているか否かとなりますが、三越、高島屋等の老舗のデパートが百貨店にあたります。大型専門店、ショッピングセンター、コンビニエンスストア、スーパー、ディスカウントストアなど、新しい形態の小売業の対応が目覚しい昨今、百貨店業界の売上高は前年比横ばいまたはマイナスという芳しくない状態が続いています。

百貨店の主要客層は所得も高く「百貨店信仰」のある高年齢層ですが、少子高齢化の影響がダイレクトに出ており若年層の百貨店離れに歯止めをかけなければ業界の命取りになると言われています。

売上の4割を締め、百貨店の生命線となる衣料品は天候に左右されやすく業績が不安定。単価の高いブランド品は好景気を追い風にできますが、通信販売等で激安ブランドショップが台頭してきているため、油断はできない状態です。

各社共に若い世代の顧客を取り込むために主力店舗の改装に積極的に投資をしており、現状打開の為に三越・伊勢丹の様に百貨店同士の連携や経営統合が今後も加速すると見られています。新しい客層開拓の為のマーケティングに今後も一層の努力が必要な業界といえます。