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化粧品業界の販売形態は大きく4つに大別できます。美容部員を派遣し、自社の販売店でお客様と直に接して販売する 「対面販売」。お客様お宅に直接訪問しての「訪問販売」。そしてインターネットや雑誌での「通信販売」の他、卸経由で小売店販売する形態です。
1997年に化粧品の再販制度が完全に撤廃され、従来の流通構造が崩壊、それに伴い価格破壊が発生し、市場全体が伸び悩む中、
コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで販売されるセルフ化粧品等の低価格商品が成長してきました。
一方、反対の高級 路線も活発です。資生堂やカネボウ化粧品等大手が百貨店などで展開する高付加、高級商品も好調です。
しかし、国内市場が飽和状態になりつつある現在、各社はその販売チャネルを海外に向け始めています。 中国を中心とするアジアでの販売のほか、アメリカでの販売強化にも乗り出す見込みです。 また新分野への進出として資生堂がトイレタリー業界に進出するなどの動きが見られています。
トイレタリーとは、生活に欠かすことのできない「シャンプー」や「石鹸」、「歯磨き粉」などを指します。
各種衛生用品の市場も成熟段階あり、小売店での激しい価格競争により事業環境は厳しくなっています。
毎日使用するトイレタリー商品はブランドイメージが売上に直結します。各社共に自社商品のブランド戦略に力を
いれ、ロングラン商品の開発に力を入れています。
社会が高齢化に向かう中、抜けたヒットを狙うのは至難の技。そこで各社は健康食品や医薬品など進出を行う等、その動きは 活発。花王がカネボウを傘下に入れるなど化粧品業界への進出も開始しています。 また、化粧品同様、中国を初めとした海外諸国への進出を開始しています。