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幅広い事業フィールドを持つ総合商社とは対照的に、金属・機械・鉄鋼 繊維等特定の分野に特化した商材を取り扱うのが専門商社です。 市場における役割、つまり「川中」という立場は同じですが、特定の事業 分野に強みを持つ専門商社は、メーカーの一部門が独立してできた会社と 問屋、つまり卸売り業者が拡大してできた会社で多くは構成されます。
何でも扱う総合商社と比べ、扱うものが限定されていることから、 高い専門知識やノウハウ、豊富な品揃え、きめ細かい対応力を持っている ことが専門商社の特徴であり、強みであるといえます。
専門商社の中には形ある商材ではなく、技術情報を扱う技術商社も存在
します。最新技術を商材として提供するほか、ソフトウェア開発力など、
保有する技術をベースとし、製品開発等を行い、それを顧客に提供することで収益をあげています。
現在は、中国・アジア市場の拡大を背景に鉄鋼や電気・電子、エネルギー分野などが好調です。
ニーズが多様化する現代、専門商社は事業提携により厳しい競争を勝ち抜こうとしています。また、合併や事業統合等の業界再編が加速しており、
業界地図は大きく塗り変わろうとしています。
専門商社も総合商社同様、時代の中でニーズを適格に見据えたマーケティング
を徹底し、適材適所の役割をしっかりと果たす事、またそれに加え、
自社で対応しきれないニーズに対しての対応策を事業展開に組み込む必要が
今後でてくるでしょう。