今の会社に不満を感じ、転職を検討している場合にまず確認したいことは、
今の会社の あるいは仕事の、
「どこが、どう不満なのか?」という点。
「退職の理由をハッキリさせる」の項でも触れましたが、実はこの点がハッキリせず、
「何か嫌だ」、「何かが違う」
とボンヤリしたまま退職に踏み切ってしまう方が多くいらっしゃいます。
「今の不満」と「未来の希望」は表裏一体。つまりここをハッキリさせることが、良い仕事選び、良い会社選びの重要なポイントとなります。
現職に対する不満は大きく「対会社」と「対仕事」の2つに大別できます。
【対会社の場合】
・会社の方針
・評価制度、給与
・労働条件(通勤時間・日数、勤務時間)
・社内の環境(人間関係含む)
・先の見通し、将来性
【対仕事の場合】
・やりがいがない、つまらない
・辛い、キツい(ノルマ・体力等)
・先の見通し、将来性
多くの方にお話を聞きますと、2つに大別できる不満はさらに上記の様に分けられます。
もちろんこれが全てではありませんが、現職に不満がある方、思い当たる節はありませんか?
このように、現職に対する不満をハッキリさせるためそれが「対会社か?」それとも「対仕事か?」に分け、そこから少しずつ理由を掘り下げていって見ましょう。
例えば、今の会社で、一日12時間以上の勤務を5年以上しているにも関わらず、一向に給与が上がらないとなれば転職を考えても良いかも知れません。
逆に、「やりがいがない」と感じる以外、上記のほぼすべての項目に不満がない場合、そして、今ご自分が妻子ある身で住宅ローンまで抱えているとすれば、我慢のしどきかも知れません。
現状への不満を感じているのであれば、必ずその理由があるはずです。
「なんとなく」で動く事がないように。
まずはその不満の 理由を探りましょう。答えは己の中に必ずあります。
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